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医療と病気の豆知識

二重瞼、眼瞼内反症(逆睫毛)の治療

まぶたの美容外科といえば、二重の手術と加齢にともなう変化の修正手術が代表的なものです。「一重瞼を二重にして目もとをぱっちりさせたい」、「日によって一重だったり二重だったりする。いつも二重瞼でいたい」などという希望をかなえるのが二重の手術です。この手術は非現実的な期待をいだかないかぎり、完成度の高い安全な手術です。

二重瞼の構造
典型的な二重瞼には、目を閉じた際、睫毛の上6~10mm程度のところに細い溝(重瞼溝)がみられます。目を開いていくとまずはじめに、この溝のところで瞼が睫毛とともにせり上がりはじめ、この溝よりも上方の皮膚の後ろに、溝より下の皮膚が入り込んでいって二重瞼が完成されます。この時、瞼の皮膚が折りたたまれてできる線を「重瞼線」といい、この線と睫毛の間の距離が「二重の幅」です。



埋没法の適応
(1)あまり脂肪が多くない人
(2)アイテープや接着剤で二重ができる人
(3)年齢的に30代まで。40代以上では十分な効果がでない場合がある。
(4)周りの目を非常に気にする人
(5)早く社会復帰を希望する人
(6)切られる恐怖感のある人など


末広型と並行型
二重には末広型と並行型がありますが、これらができるのは、目頭部分の構造や眼球の大きさ、周囲の骨の形といった様々な条件が関係しています。多少末広型に、あるいは可能な限り並行型に設定することはできても、無理やり一方に導くことは、結果を不自然なものにする原因になります。



術後の重瞼の消失と重瞼幅の狭小化について
埋没法術後の重瞼の消失は、手技を問わず起こりうることで、コンタクトレンズ装着者や、花粉症の人、蒙古ヒダを温存した症例にその確率が増加する傾向があります。

術後の重瞼幅の狭小化は、時間の経過とともに縫合糸と結ばれた組織が徐々に伸展し、重力も影響し、結果として組織の緩みが生じます。この現象は、「組織のあそび」という概念でとらえると理解しやすい。すなわち、術後の「重瞼幅の狭小化」は、手技上の問題からくる合併症ではなく、術後の「自然に起こる変化」であると考えられます。

眼瞼内反症(逆睫毛)
睫毛が内反して眼球に接する状態で、刺激痛、充血、流涙などを認め目が開けにくくなる。二重瞼に準ずる治療で症状が軽快します。この場合は保険適応となります。