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医療と病気の豆知識

腰部脊柱管狭窄症(運動療法)

治療(運動療法)
腰部脊柱管狭窄症というのは神経の通り道が狭くなってしまったために足が痛くなったり痺れたりする病態である。
狭くなったのが原因なら広くすればいいが、そのためには手術するしかない。
薬をのんでも運動しても狭くなったものは広くはならない。
でも手術は嫌。手術以外の方法はないだろうか。

みんなそう考えると思います。
僕もそう考えます。

この病気は命に関わるものではありません。
症状さえなくなれば神経の通り道がいくら狭くても気にする必要はないのです。

まずは手術以外に症状をなくす方法を考えましょう。


脊柱管は体の大事な柱である脊柱の中にあります。
脊柱は柱ではありますが家の柱とは違い可動性があります。脊柱が動かない柱ならこんな病気は起きにくくなるでしょう。
腰部脊柱管狭窄症の症状は腰を後ろにそらすと強くなり前かがみになると軽快します。
歩き始めてしばらくして足が痛くなったり痺れたり、いわゆる間欠跛行がでてきても前かがみで休憩するとよくなるのはそのためです。
脊柱管の広さは姿勢によって少し変わるのです。
僕も含めて中年の域にはいってくるとだんだんおなかがでてきます。
歩く姿もおなかを突き出して足はがに股気味。お世辞にもかっこいいとは言えません。
この時、体の中で腰の骨は後ろにそるような状態になっているんだろうと思います。
一昔前には姿勢を矯正するコルセットが治療に使われていました。
腰を少し前かがみにするように矯正します。
ただこれはしんどい。なかなか長続きするものではありません。それにできれば体の周りにごちゃごちゃしたものをつけたくないですよね。夏は暑くて蒸れてくるし。


少し運動療法をして自分の体の中に強さを作ってみましょう。
筋肉は年をとってからでも強くすることができます。
腰が悪い人は腹筋を鍛えましょう、と言われます。
腹筋も大事ですが腸腰筋。もも上げ体操してみませんか。僕は効果がありました。

 

文責  整形外科部長  井関