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医療と病気の豆知識

苦痛の少ない胃内視鏡その2(静脈麻酔を使用する方法)

当院では患者様が内視鏡検査を受けられる際、どうしたら苦痛を感じずに検査ができるかを考えました。

寝ている間に内視鏡検査を
当院ではほんの10分ほどの間意識を遠のかせて、寝ている状態で内視鏡を受けていただけます。

麻酔はこわくない?
手術を受ける際の全身麻酔のような大掛かりなものではありません。
点滴をしている状態で、血管にごく少量の安定剤を注射します。
もちろん患者さまは意識のない状態ですので、危険のないよう細心の注意をはらいます。

入院が必要?
いいえ、麻酔のかかっている時間はほんの10分ほどです。検査が終了してしばらく病院内で休んでいただきます。目がすっかり覚めて、ふらつかないことを確認したうえでお帰りいただけます。

本当に楽なの?
当院では年間200例以上の静脈麻酔を使用した内視鏡検査を行っていますが、検査が終了した際患者さまは“私、本当に胃カメラをのんだの?”と驚かれます。そのくらい楽なのです。
  
その他の注意事項は?
静脈麻酔をしてカメラを希望される方には、その内容を説明させていただいた上で、承諾書にサインをしていただきます。また検査終了後、車あるいは自転車などの運転は危険ですのでおやめください。

それ以外の方法は?
もちろん、従来の喉だけの麻酔でも検査は行っています。この方法でもスタッフがなるべく患者さまに苦痛をおかけせぬよう努力いたしております。
また、鼻からの内視鏡もおこなっています。

 

文責  理事長  古瀬ゑみ